「炭酸の泡に包まれる、木曽の秘湯」
長野県木曽町、旧飛騨街道の地蔵峠のふもとに佇む「きそふくしま温泉 二本木の湯」は、静寂と自然に包まれた日帰り温泉施設です。地下80メートルから湧き出す源泉は、日本でも数少ない天然炭酸泉で、空気に触れると赤褐色に変化するのが特徴です。
泉質は、ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉で、炭酸成分が豊富に含まれています。この炭酸泉は、血行促進や新陳代謝の活性化に効果があり、神経痛や筋肉痛、関節痛、冷え性、慢性皮膚病などに効能があるとされています。また、炭酸の泡が肌を優しく包み込み、美肌効果も期待できます。
ただし、急性疾患（特に熱がある場合）、活動性の結核、悪性腫瘍、重い心臓病、呼吸不全、腎不全、出血性疾患、高度の貧血、妊娠初期と末期、その他一般に病勢進行中の疾患の方は、入浴を控えるよう注意が必要です。
施設内には、内湯と露天風呂があり、露天風呂からは木曽の自然を眺めながら、ゆったりとした時間を過ごすことができます。また、休憩スペースも完備されており、湯上がりのひとときをのんびりと楽しめます。
アクセスは、JR中央本線「木曽福島駅」から車で約15分、または中央自動車道「伊那IC」から車で約40分の距離にあります。駐車場も完備されており、車での来訪も便利です。
営業時間は午前10時から午後8時まで（最終受付は午後7時30分）、定休日は毎週火曜日となっています。料金は、大人600円、小学生300円、未就学児は無料です。
「きそふくしま温泉 二本木の湯」で、炭酸の泡に包まれながら、心と体を癒す贅沢な時間をお過ごしください。