「諏訪大社のすぐそば、心と体を癒す町の湯」
長野県諏訪市にある「上諏訪温泉 宮の湯」は、諏訪大社上社本宮からほど近い場所に位置する、地元の人々に親しまれてきた共同浴場です。昭和の趣を感じさせる外観と、シンプルながらも清潔感のある浴室が特徴で、訪れる人々に懐かしさと安らぎを提供しています。
泉質はナトリウム-塩化物泉(低張性アルカリ性高温泉)で、源泉温度は約63℃、pH値は8.82。無色透明の湯は、肌に優しく、体の芯から温まると評判です。神経痛や筋肉痛、関節痛、冷え性、切り傷などに効果があるとされ、湯治にも適しています。ただし、急性疾患や重度の心臓病、妊娠中の方などは入浴を控えることが推奨されています。
浴室には、数人が入れるほどの長方形の浴槽が一つあり、壁には波と舟を描いたタイル画が施されています。シャワー付きのカランが並び、湯船には源泉がかけ流しで注がれています。石鹸やシャンプーなどの備品はありませんので、必要な方は持参してください。
アクセスは、JR中央本線「茅野駅」から約3.3km、車で約10分の距離に位置しています。また、最寄りのバス停「上社旧道口」からは徒歩約2分と、公共交通機関でもアクセスしやすい立地です。駐車場も完備されており、5台ほどの車を停めることができます。
営業時間は14:00~21:30で、定休日は水曜日。入浴料は大人340円とリーズナブルな価格設定となっています。
「宮の湯」は、諏訪大社への参拝や観光の合間に立ち寄るのにも最適な温泉です。地元の人々とのふれあいを楽しみながら、心と体を癒してみてはいかがでしょうか。