「神宿る、やすらぎの秘湯」—信州下諏訪 毒沢鉱泉 神乃湯
信州下諏訪にひっそりと佇む「毒沢鉱泉 神乃湯」は、戦国の名将・武田信玄の隠し湯としても語り継がれる、歴史ある湯治場です。山あいの静寂に包まれたこの宿には、都会の喧騒を忘れ、じっくりと自分と向き合える穏やかな時間が流れています。
湧き出る湯は、含鉄(Ⅱ)・アルミニウム・硫酸塩冷鉱泉。pH2.5という強い酸性を持つ冷鉱泉で、鉄分とミョウバンを豊富に含んでいるのが特徴です。
全国的にも珍しい泉質で、湯船に満ちる黄金色の湯は、古来より「薬湯」として親しまれてきました。
神経痛や筋肉痛、五十肩、慢性皮膚病などの緩和が期待され、また飲泉すれば貧血や慢性消化器病にもよいとされます。ただし、酸性が強いため、肌が敏感な方や初めての方は様子を見ながらの入浴がおすすめです。飲泉についても医師の指導を仰いだうえでご利用ください。
アクセスは、JR中央本線「下諏訪駅」からタクシーで約10分。路線バスを利用する場合は、「あざみ号」萩倉・星が丘線の「星が丘上」バス停で下車し、徒歩7分ほど。車では長野自動車道「岡谷IC」から15分程度と、観光の途中にも立ち寄りやすい立地です。何かと慌ただしい日常の中で、心と身体をじっくり整えるにはうってつけの一湯。時がゆっくりと流れる神乃湯で、芯から癒される贅沢なひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。
泉質 | 含鉄(Ⅱ)-アルミニウム-硫酸塩冷鉱泉 |
効能 | 神経痛・筋肉痛・五十肩・運動麻痺・関節のこわばり・うちみ・くじき・慢性消化器病・痔疾・冷え症・病後回復期・疲労回復・健康増進・月経障害・慢性皮膚病 |