「戦国の記憶に浸る、真田幸村ゆかりの隠し湯」
信州最古の温泉地・別所温泉の一角に佇む「石湯」は、戦国武将・真田幸村が密かに湯治に訪れたと伝わる“隠し湯”です。池波正太郎の小説『真田太平記』にも登場し、歴史ファンにはたまらないスポットとなっています。
浴場は地下に位置し、天然の岩をそのまま活かした浴槽が特徴的。壁や天井には檜が使用され、木の香りと岩の質感が調和した空間で、心身ともに癒されます。泉質はアルカリ性単純硫黄泉で、無色透明の湯は肌にやさしく、美肌の湯としても知られています。
営業時間は午前6時30分から午後9時30分まで(最終入場:午後9時)、定休日は火曜日。入浴料は大人300円、小学生100円、未就学児は無料と、手頃な価格で利用できます。施設内には貴重品ロッカー(100円リターン式)や、女湯のみ有料ドライヤーも完備されており、安心して利用できます。
別所温泉駅から徒歩圏内にあり、観光の合間に立ち寄るのにも便利。歴史と自然が織りなす癒しの空間で、戦国時代に思いを馳せながら、心ゆくまで湯浴みをお楽しみください。