「天空の湯処で、心と体を解き放つ」
長野県茅野市、標高約1,280メートルの蓼科高原に佇む「蓼科温泉 小斉の湯」は、明治32年創業の歴史ある日帰り温泉施設です。豊かな自然に囲まれたこの地で、五感を研ぎ澄ませる至福のひとときをお過ごしいただけます。
泉質は、酸性ナトリウム-塩化物・硫酸塩温泉(弱酸性低張性高温泉)で、源泉温度は約62.6℃、pH値は3。無色透明ながらも、わずかに硫黄の香りが漂い、肌にしっとりと馴染む感触が特徴です。この泉質は、神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、冷え性、慢性消化器病、慢性皮膚病などに効果があるとされています。
ただし、急性疾患(特に熱のある場合)、活動性の結核、悪性腫瘍、重い心臓病、呼吸不全、腎不全、出血性疾患、高度の貧血、その他一般に病勢進行中の疾患、妊娠中(特に初期と末期)の方は入浴を控えるよう注意が必要です。
施設内には、5つの露天風呂と男女別の内風呂があり、それぞれが異なる趣を持っています。「見晴らしの湯」からは蓼科湖や南アルプスの山々を一望でき、「森林浴の湯」では木々の香りと共に心身を癒すことができます。また、貸切風呂も用意されており、プライベートな時間を楽しむことも可能です。
アクセスは、JR中央本線「茅野駅」からアルピコ交通の「北八ヶ岳ロープウェイ行き」バスに乗車し、「もんがく平別荘入口」バス停で下車、徒歩約3分。車の場合は、中央自動車道「諏訪IC」または「諏訪南IC」からビーナスラインを経由して約30分の距離にあります。
営業時間は8:00から20:00まで(最終受付19:30)、年中無休で営業しています。入浴料は大人700円、小人400円と、手頃な価格で本格的な温泉を楽しめるのも魅力の一つです。
「蓼科温泉 小斉の湯」で、自然と調和した癒しの時間をお過ごしください。